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―いま、これから
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​​いのちとは けして届かぬ星に 手をのばすこと

To live is to reach for a star that can never be touched

川口忠彦展

2025年12月9(火)~13(土)

東京 神保町 ギャラリーCORSOにて

新章三部作、ここに完結

2023年から3年をかけた物語世界が、ついに―

絵画・音楽・言葉が織りなす《物語的アート体験》

アート展でありながら「涙が止まらない」とさえ評された
さびしくて、やさしい―幻想世界

『いのちとは けして届かぬ星に 手をのばすこと』

あたたかな深淵へ、どうぞ。
​​

本展は2023年「わたしたちはみな孤独 ひとつの例外もなく」、2024年「そんなものに きみは汚されたりしない」につづく〈新章3部作〉の完結編となります。

《物語的アート体験》は、そのすべてを作家自身が一貫して制作することで、世界表現の純度と統一性を極限まで高め、現代において発展した「世界観」や「ナラティヴ」の表現を、アート展示の形式で独自進化させ、空間で体験できるようにした独自の形式のものです。


「ナラティヴ・インスタレーション」ともいえる統合空間は、単独作家による総合芸術の最北端を目指す試みでもあります。
 

以下の映像の《音楽》や《朗読》もすべて「展示物」として空間内に配置されるものです。
絵と音楽と言葉が鑑賞者の中で溶け合ってひとつの像を結ぶ感覚は、難解なものではなく、ゲームや動画といった複合メディアに慣れ親しんだ現代の人々が広く楽しめる表現となっています。

2023年に始まった同形式での個展では、個人企画にも関わらず多くの来場者が訪れ、アート展にも関わらず、「涙が止まらない」「これまでの人生の中で見た、世界中のどの美術館、展示よりも、はるかに心を揺さぶられる、素晴らしい空間」といった高い評価を得ています。

映像メディアを用いない、静的な展示形式でありながら、エモーションが極限まで研ぎ澄まされた空間は、新しいアート展示の体験をお贈りします。

会場は静かで、誰も話したり騒いだりしません。多くの鑑賞者は、​​作品とその空間に没入し、自らと向き合います。
感動に涙する人も珍しくありません

この光景は、あたりまえのようであり、「アート展示が失いつつあるもの」ではないでしょうか。

新しい夜明けは、ここから始まっているかもしれません。
 

わずか35時間の観測現象。お見逃しなく。

―これまで
 第5回 川口忠彦展  『そんなものに きみは汚されたりしない』キーヴィジュアル

​​川口忠彦展
『そんなものに きみは汚されたりしない』

You shall not be tainted by such things​

2024年12月10(火)~14(土)

東京 神保町 ギャラリーCORSOにて

新章第2幕 『ヴィーナス&ブレイブス』『セブン』『姫君の青い鳩』『青い鳥のタロット』の作者、川口忠彦がおくる
ゲーム監督とアーティストのスキルが融合した
静謐の《物語的アート体験》


昨年、大好評を博した 「わたしたちはみな孤独 ひとつの例外もなく」を さらに研ぎ澄ませ、深遠な幻想世界があなたを包みます。​​

言葉で説明しきれない
『物語的アート体験』を、雰囲気で感じられるようにPVを制作しました。

音楽やボイスは、『個展空間の演出』として今回新しく制作し、場内に“展示”されるもの。
PV用の特別素材ではありません。

作家個人による企画展で、大掛かりな装置(大型モニターやプロジェクションマッピング等)はありませんが、
ゲーム監督のノウハウを全投入し、
《幻想絵画》《言葉》《音楽》が空間内で一体となり、他にない体験をお贈りします。

 第5回 川口忠彦展  『そんなものに きみは汚されたりしない』イメージ写真

物語的アート体験 ―ナラティヴ・インスタレーション

『そんなものに きみは汚されたりしない』

​2024年 12/10(火)~14(土) 於 神保町

ギャラリーCORSO(コルソ)

​― 新章第2幕 

深化した「物語的アート体験」へ

「新章開幕」を掲げた前回展示『わたしたちはみな孤独 ひとつの例外もなく』で確立したスタイルを進化させた《正統続編》。
30の幻想絵画・詩片・空間音楽が織りなす幻想的な世界観に、さらに濃密なナラティヴを融合し深化した「物語的アート体験」。

《絵画》が描く幻想世界の旅は、《詩片》によって現実の記憶にシンクロし、《空間音楽》が時間と空間を溶けあわせ、鑑賞者を新たな体験へと誘う。

演奏には、プロヴァイオリニストであり『MUSICエンジン』主宰の河合晃太氏、そしてギタリスト下田賢佑氏(First Mammal)が全面参加。
 

第4回 川口忠彦展  『わたしたちはみな孤独 ひとつの例外もなく』 エントランス写真

川口忠彦展

『わたしたちはみな孤独

 ひとつの例外もなく』

​​​2023年 12/12(火)~16(土) 於 神保町

ギャラリーCORSO(コルソ)

​―9年ぶり個展 約30点の幻想絵画・詩篇・環境音楽を融合させた幻想空間 入場者350人超

パンデミック禍を挟み9年ぶりとなる個展。前回個展以降、「幻想絵画」に舵を切り、描き溜めてきた100点以上からまずは30点を抜粋。それに新旧の詩篇をあわせ、環境音楽を制作。すべてが融け合い一体になる幻想空間となった。

「たくさんのギャラリーや個展を見てきたが、一番良かった」「ギャラリーで泣くとは思わなかった」などかつてない高評価を得た。音楽はすべて一人で作曲をしているが、演奏ではバイオリン・ヴィオラにプロプレイヤーでありMUSICエンジン主宰の河合晃太さん、ギターパートに下田賢佑さん(First Mammal)に全面参加していただいた。

 第3回 川口忠彦展  『蒼き鳥 ∞ 色彩の羽音』イメージ写真

第3回 川口忠彦展

『蒼き鳥 ∞ 色彩の羽音』

2014年 8月7日~9月2日 於 新宿

A STORY / HILL VALLEY STUDIO

―2会場同時開催にて40点の作品を展示。入場者250人超

 

​新宿のハイセンスセレクトショップA STORYから『青い鳥のタロット』第二版発売記念としての個展企画のオファー。音楽スタジオHILL VALLEY STUDIOに協力を得て、二会場開催とし、『青い鳥のタロット』挿絵の再展示に収まらない個展となった。

同時企画として、みかみまきさんのタロット占い、HILL VALLEY STUDIOにゆかりのあるメンバーたちによる『NIGIMITAMA』を中心としたミニライブ、初の試みのギャラリートークも開催した。

 第2回 川口忠彦展  『タロット寓意画展 蒼き鳥たちの祝祭』 会場写真

第2回 個展

 タロット寓意画展

『蒼き鳥たちの祝祭』

2012年 11月28日~12月2日

於 恵比寿 弘重ギャラリー

​― 25点の新作を展示。入場者200人超

『青い鳥のタロット』発売記念の個展。半年に渡り制作した大アルカナ22枚+αを大判展示。解説文を充実させ、一枚一枚を象徴などに照らしながら鑑賞できる工夫をした。会期のほぼすべての日程で監修のみかみまきさんに来場頂き、購入者特典として青い鳥のタロットを使用しての占いをした。会場音楽は以前から神秘系として愛聴していた黒百合姉妹に許諾を得て、今回用に選定したオリジナルリストを使用した。また、前回個展で好評であった『NIGIMITAMA』をアレンジして生演奏・朗読した。

初個展  『黒キ太陽ノウタ』 会場写真

初個展

『黒キ太陽ノウタ』

​​​2011年 11月16日~20日

於 恵比寿 弘重ギャラリー

​―70点余りの作品を展示、入場者200人超

この年、3月11日の東日本大震災により背中を押され、これまでの作品を一同に会す形で実施。『セブン』『ヴィーナス&ブレイブス』『姫君の青い鳩』といったゲームでの仕事から、音楽関係のアートワーク、大学時代の作品まで70点あまりを出展。絵の目玉として、『ヴィーナス&ブレイブス』の“預言書”の画面で出したかった壁画絵を描き起こし、印刷すると数メートルに及ぶ作品になった。さらに新作として環境音楽『NIGIMITAMA』を展示。SNSを通じ、主にゲーム作品のファンの方々ら、200人超の来場があった。

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